籾摺り開始!
収穫の話
いよいよ新しい籾摺り機の出番です。
稲刈りした後の籾は、水分が多く出荷するために乾燥させて水分を飛ばします。
水分は、田んぼごとにバラツキがありますが、だいたい20~25%くらい。
乾燥機で15%まで水分を飛ばし、籾摺り機にかけて玄米にします。
おおよそ半日かけて乾燥させます。
籾摺りは、乾燥機から籾摺り機に籾を投入して玄米と籾殻に分別します。
機械の中で風を送って籾殻を飛ばし玄米を取り出します。
取り出した玄米は、米選機に投入されます。
米選機では、まず大きさを合わせます。
サイズが小さい玄米は、未熟米として選別されます。
その後、色彩選別機に投入されさらに厳しく選別します。
乳白色の米、カメムシに食べられ黒く斑点がついた斑点米など抽出し
キレイなお米だけを出荷できる玄米として選別します。
風で飛ばされた籾殻は、別のルートで籾殻の集まる部屋に集められます。
厳しく選別された玄米がようやく袋詰めされます。
1袋30㎏になるように自動計量器で袋詰めです。
今年最初の出荷用の玄米第1号です。
今年は、1,200袋くらいを袋詰めする予定です。
これから月末まで大忙しです。